2018年11月1日木曜日

バナナが麻薬に!?|バナナから抽出されるバナナジンとは

七味唐辛子って、含まれてる麻の実が病み付きになる原因なんだぜ!
たぶん、嘘だぜ!
佐藤です。


昨夜アップしたこっくりさんネタに、どう言うわけかアクセスが多いのは、みなさんオカルト系が好きなんですかね?
昨夜のお詫びに、今度は真面目にこっくりさんのお話をしましょう。

今日はバナナにまつわる都市伝説を1つ...


■バナナジンとは?

抽出されたバナナジン(イメージ)
1970年に、ウィリアム・ポウエル著のアナーキストクックブックに掲載され、バナナジンと言う物質の話が広まった。

アナーキストの名の通り、無政府主義、ないしは反政府の思想を意味しているもので、捉え方によっては犯罪を助長するような内容が掲載されている。
日本国内においても、ハッキングマニュアルなどと言ったアンダーグラウンド系のネタを収録した本が売られているが、そんな感じだと思われる。

一般人が容易に入手可能な市販品から爆薬や毒ガスを生成する方法や、クレジットカード犯罪、通貨偽造などと、かなり過激な情報が収録されているようで、その中に薬物の抽出方法が載っており、その内の1つがバナナジンと呼ばれる向精神薬だ。

なんと、その材料はバナナである。


■バナナでハイになれるのか?

スーパーに並ぶ麻薬の原料
佐藤の世代では、バナナは高級品である!
貰っただけでハイになるのはもちろん、バナナが食べたいがためだけに仮病を使って学校を休むヤツがいたくらいだ。
でも、現代ではバナナ程度で泣くほど喜ぶヤツなどいない。
じゃあ、食ってハイになれるのか?と考えてみたい。

バナナにはトリプトファンと言う物質が含まれており、これは体内のセロトニンの分泌を促す作用があると言われている。
セロトニンはうつ症状を緩和する効果もあり、抗うつ剤としての効果は期待できる。
バナナを3日に2本程度食べると、精神病患者のセロトニンの分泌量が15~16%増えると言う研究結果があるらしい。
そう言う意味では、バナナは食べる量によってはハイになれる、可能性はあると言うことになる。

また、バナナジンの生成には皮の方が利用されるようだが、こちらには向精神作用のあるチラミンやドーパミンが相当量含まれており、大量に摂取するとなんらかの影響が予想されることと、最悪の場合は死亡する可能性があるらしい。

思ったよりヤバいバナナであるが、通常口にする範囲ではそのような心配はない。
しかしバナナジンは、バナナから抽出したものを吸引すると言うことなので、問題となる成分が凝縮されているのかもしれない。
例えば、葉巻一本でバナナ10本分に相当すると仮定した場合、1本吸っただけでもなにか起こりそうな気がしなくもない。


■バナナジンはフェイク!?

バナナジンはかなり長いこと知られており、未だに信じている人がいるほど有名な都市伝説となっている。
実際に調べてみると、事実かどうかは不明であるが、国内にもバナナジンを生成して吸引したとされる人物のホームページやブログも見つかる。

しかし、実は1967年にサンフランシスコのバークレー・バーブと言うアングラ系雑誌に、冗談として掲載されたものらしい。
それを、ウィリアム・ポウエル氏が事実だと誤認して掲載したために広まったのだとか。
また、誌面の中では生成されたバナナジンとされる黒い粉末を紙に巻き、火を点けて吸っていたとか。
成分や効果を調査した大学などの機関により、思い込みによる偽薬効果は得られる可能性はあるとされているが、成分的に幻覚作用や気分の高揚などはないとされている。

現在では、バナナジンと言う物質は存在しないことは明らかとなっているが、生成物をバナナジンと呼ぶのであれば話しは別だ。
バナナに含まれる成分を考えると、果たして本当になんの効果もないのか、真実は吸ったものにしかわからない。

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