2018年11月9日金曜日

【悲報】盲腸さん、やはり不要だった|虫垂とパーキンソン病の関係

小学校の保健体育で習う、柔突起を覚えてるヤツ少数説。
腸の表面をびっしり覆った柔突起のおかげで、人間の腸を広げると表面積はテニスコート大になるとか。


将来、佐藤が死んだら、テニス協会に腸を送ってもらうように手配しておきたいと思います。
大事に使ってね☆


虫垂炎の手術をしたことがある人はいますか?
所謂、盲腸ってヤツですが、厳密に言うと盲腸と虫垂は別のもので、腸の行き止まりにある盲腸の更に先端に付属している細長い器官を虫垂と言う。

ここは炎症を起こしやすく、最悪の場合は穿孔して腹膜炎を起こす危険性があるため、切除などの方法で手術されるのが一般的だ。

仮にも臓器の一部であり、安易に切り取ってしまって良いのかと疑問に感じる人も多いのではないだろうか。

未だ研究中で謎の残っている部分も多いのだが、実はこの虫垂、善玉菌を備蓄すると言う機能を有しており、他のリンパ器官同様に免疫作用にも影響を及ぼす可能性があるとして、近年では虫垂炎を患っても、炎症が軽度であれば保存療法と言う選択肢も出てきたのだ。

過去に手術で取ってしまった人は、なんだか損した気分であろう。

ただ、安心して欲しい。
虫垂は善玉菌の備蓄庫となるのは事実だが、近年では食糧事情の大幅な改善から善玉菌を腸内に取り入れやすく、現代人に取ってはそれほど重要な器官とは言えないそうだ。

それどころか、先日になって、この実は有益説も覆ろうとしている。
再び、盲腸超不要説が浮上したのだ!
これには盲腸温存民も涙目。

アメリカの研究者らが、虫垂を切除するとパーキンソン病の発症リスクが19~25%低下することを突き止めたと言うのだ。
この研究結果の論文が、10月31日にアメリカの医学誌「Science Translational Medicine」に掲載された。

パーキンソン病は、あの超有名なSF映画"バック・トゥ・ザ・フューチャー"の主人公も演じた、マイケル・J・フォックス氏も患ったことで知られる、重度の運動障害を発症する病気。
これまで、脳の病気と考えられていたが、腸内から、特に虫垂から始まると言う研究結果が示されたのだ。

虫垂は、善玉菌のみならず、パーキンソン病に関連するとみられる主要タンパク質"αシヌクレイン"が蓄積する場所と考えられるそう。

研究チームはアメリカとスウェーデンの患者データベースを調べていたそうだが、そこで約19%、外的要因の1つとされている、農薬の曝露量が多いと考えられる農村部では25%も発症リスクが低いことがわかった。

虫垂が、少なくともパーキンソン病の発症、初期症状に影響を及ぼす部位の1つであることを示唆している。

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